株式会社ダイテック クラウド事業部

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工務店に必要な機能がすべて詰まってる。
不動産事業からスタートしたさくらパートナーズ様(静岡県伊東市、廣井重人社長)は、不動産売買や賃貸仲介・管理にとどまらず、いまや住宅建築やリフォーム、太陽光発電まで幅広く手がける地元でも勢いのある企業です。
顧客、営業、現場、利益、入出金とさまざまな情報を一元管理して社内の効率化+省力化に役立てようと、『工務店向けクラウド』を導入。建設部・不動産部をまとめる廣井政人さんに話を聞きました。

(株)さくらパートナーズ 建設部・不動産部 廣井政人様

静岡県伊東市

求めていた一元管理システム

以前は、見積なら見積ソフト、情報共有なら社内SNSといった具合に、複数のフリーソフトを機能に応じて使い分けていました。悩みのタネは、作業する人間が混乱するほどのソフトの数と連動性のなさ。たとえば、A工事の実行予算を誤ってB工事に入力しても、請求書を確認するまでミスに気付かないことも…。いくつかの一元管理システムを検討しましたが、『工務店向けクラウド』は直感的に使えて、初期費用を抑えられる。自社に一番合うシステムだと感じました。

全業務で活用、効率化を実感

現在は全部門で『工務店向けクラウド』をフル活用しています。まず、顧客候補が発生した段階で営業推進台帳に顧客情報を登録。営業進捗に応じて商談履歴を入力し、原価や粗利をシミュレーションして見積を作成。商談が成立したら実行予算を作成し、工事発注。一連の流れがスムーズに進みます。しかも、この間に工事台帳が自動作成されるため、面倒な入力作業の負担をかなり減らすことができます。
お金の出入りもよくわかるようになりました。入出金帳票が自動作成されるので未払い金・未収金を一目で把握でき、これまではたびたびあった請求書の発行漏れも簡単に解決しました。何よりも、システム1つで完結するので仕事のモチベーションをキープできる。そこが一番気に入っています。

不動産の売買・管理にも

不動産売買・管理でも活躍します。現在、全700 室のアパート管理を手がけていますが、紙ベースで管理していた頃は膨大なファイルから物件情報を探し出すのもやっと。過去の工事履歴については簡単なメモ書きや受注金額から推測するしかなく、適切なリフォーム提案がタイムリーにできているとは言い難い状況でした。いまは、パソコンを開くだけで管理物件の工事情報や施工業者が一目でわかるので、「前回は○年○月に壁紙・天井のクロス交換をしたので、今回は床のCF交換をしましょう」と明確な提案につなげることができます。オーナーさんからの問い合わせにも全社員が即答できるため、不動産管理会社としての信頼度も上がっています。

全社で情報共有ができる体制

この1年で大きく変わったのは、情報共有のスピードと精度です。週2で開催する部門ごとの会議では必ず『工務店向けクラウド』を大画面モニターにつなぎ、現在の状況と今後の展開について共有。工程表と実際の進捗にズレがないかを確認することで、工程ミスもなくなりました。また、営業と現場の情報共有も改善。当社の営業スタッフは全員不動産部の所属なので、建築分野にはそれほど明るくないのが弱点でした。けれども、クラウドによって工事内容・進捗をリアルタイムで見える化したおかげで、お客様から問い合わせがある前に積極的に進捗報告をするように。顧客満足の向上にもつながっていると思います。

人に依存しない営業が可能に

また私は、『工務店向けクラウド』を活用することで、営業スタッフの数や能力に左右されない受注体制をつくりたい、と考えています。営業の離職率の高さは業界共通の課題ですが、それを解決できたらなぁと。営業が顧客を抱え込み過ぎてしんどくなって辞めるケースがありますが、社内全員で情報共有しフォロー体制を整えれば、離職や失注のリスクもある程度は防げるはず。徐々にですがスタッフの定着率も上がり始めています。

ルーティーン化をめざして

『工務店向けクラウド』には工務店に必要な機能がすべて揃っているというのが、1年弱使ってみての感想です。
だから当面は、このシステムを100%使い切ることをめざしたいですね。全社員が出社したらまずクラウドを立ち上げて営業進捗を確認する。これがルーティーン化できればもっと業務の効率がよくなると思います。